SSブログ
酒資料本 和書・雑誌他 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

海老沢泰久 人はなぜバーテンダーになるか [酒資料本 和書・雑誌他]

人はなぜバーテンダーになるか

人はなぜバーテンダーになるか

  • 作者: 海老沢 泰久
  • 出版社/メーカー: ティビーエスブリタニカ
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本

 

 

「直木賞作家が13人のバーテンダーたちの横顔を浮き彫りにし、その奥義へと迫る人物列伝」
平成5年から7年にかけてサントリー・クオータリーに連載されたものを一冊にまとめた物。
銀座の「うさぎ・井上勝彦」「山・小阪橋幹生」「サンスーシー・野村保」
「バー・ロオジエ・上田和男」「偏喜館・永井永光」「サン・ニコラ・山本浩司」
「ルパン・高崎武」「Bar5517・稲田春夫」「サンク・小林浩」「絵里香・中村健二」
札幌「Barやまざき・山崎達郎」名古屋「オー・ド・ビー・小森正清」。
現在はお店を移ったり名称が変わったりしている方も居られるがなかなかの顔ぶれである。
一人あたり10ページ少々しか当てられていないので詳細にはかけるが、
現役バーテンダーには大いに参考になるだろう。
数年前某巨大掲示板でバーテンダーの仕事に対する姿勢とか精神性について
カキコしたことがあった。くそみそに言われた上、「バーテンなんて
別に一生する仕事でもないし」というのが大勢の意見であった。
現在は私も色々事情と紆余曲折があって職を辞したが、そんなことを思ってる奴が
カウンターに入っているバーにだけは行かないようにしたい。
この本を読んでもそんなことがいえる奴は今すぐ辞めてくれと望む。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

伊藤清介 銀座名バーテンダー物語 [酒資料本 和書・雑誌他]

銀座 名バーテンダー物語

銀座 名バーテンダー物語

  • 作者: 伊藤 精介
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 文庫

 

 

 「古川緑郎とバー・クールの昭和史」。私が所持しているのは初版のハードカバーだが
文庫本が出ているようなのでそちらをリンクした。
人物伝系のルポ・タイプの本で取材に基づいた物なので文章自体には人柄は表れていない。
著者によれば古川氏の語り口調に近づけたそうであるが、
今ひとつ真実味に欠けるのは否めない。内容は副題にあるように
昭和の歴史と密接に関連して、古川氏の歩んできたバーテンダー人生が語られる。
この本もまた、重鎮といわれるバーテンダーの仕事への思い入れが垣間見れる。
クールにも多数のオリジナルがあるのだが(代表的なのはクールNo.1から
No.10までの連作郡)残念ながら、一切それに付いては記述が無い。
もったいないというか・・。現在は既に廃業なされている。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

ゲイリー・ゴールドシュナイダー他 誕生日事典 [酒資料本 和書・雑誌他]

誕生日事典

誕生日事典

  • 作者: ゲイリー ゴールドシュナイダー, ユースト エルファーズ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
バーのサービスで「お誕生日カクテルサービス」などを行っている所があったりする。
なくてもお客さんから「今日誕生日なんです」などといわれたことのある
バーテンダーは多いはずである。そんなときに大いに役に立つ本がこれ。
366日その日生まれの有名人といったミニ知識のほか、
占星術におけるその日生まれの人の性質を見開き2ページで詳細に解説してある。
字が細かくびっしりと書いてあるが余白部分もあるのでそこに
記述内容などから連想されるカクテルレシピを自分で書き込んでおけば
いっそう役に立つだろう。また、その本人(誕生日の人)に
そのページを読んであげると(読ませてあげると)、経験上
100%「当たってる」ということ請け合いである。そこから弾む会話もあるに違いない。
あらゆるニーズに応える為に。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

山崎達郎 すすきのバーテンダー物語 [酒資料本 和書・雑誌他]

すすきのバーテンダー物語

すすきのバーテンダー物語

  • 作者: 山崎 達郎
  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 単行本

 

当ブログのバナーの基本デザインの私のシルエットを
切絵で製作していただいたNBA北海道支部の重鎮、
山崎達郎氏のバーテンダー人生を綴る本。切絵を制作するときは
紙を重ねて2枚製作し、一枚はお店にスクラップされている。
私のNo.は27801。五年前のことである。大変人柄の良いおじいちゃんであった。
私自身も(当時)バーテンダーで、この本を横浜で購入したことを伝えると
「横浜でも売ってますか^^」と喜んでおられた。
Barパリのママが病床に臥せってお店を閉めているのを伝えると
大変心配していたのが思い出される。内容は今まで紹介した重鎮の方々の本と
同系列で、戦後間もない物資の少ない時代からのバーテンダー人生を
人柄がにじみ出る文章で語っていく。
一昔前は「バーテンはやくざな商売、浮き草人生」なんて偏見を持つ人も
少なくないが、この本を読めばそんなこともいえなくなるだろう。
バーテンダーになりたいが親に反対されている若い人は読ませてみてはどうだろうか。
氏のオリジナルカクテルレシピも多数写真入で紹介されていて、
他の本ではお目にはかかれない。

Bar やまざき オフィシャル

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

横井恵子 編 ネーミングのための8ヵ国語辞典 [酒資料本 和書・雑誌他]

ネーミングのための8か国語辞典

ネーミングのための8か国語辞典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三省堂
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本
英語、ラテン語、ギリシャ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語の8ヵ国語で
日本語50音見出しによる色、各種生物、草木、その他さまざまな固有名詞7700語を
カタカナ読みと各語で表記。私はオリジナルカクテルというものに懐疑的で、
世にある「オリジナルカクテル」といわれるものの大半が何らかのカクテルの「アレンジ」であって
真の意味でオリジナルといわれるほどの物は皆無に近いと考えているのですが、
それでも現役で仕事をしていたときはお客さんから「何かオリジナル作って(今、即興で)」と
言われる事もありました。そんな要望に答えるべく、せめてネーミングだけでもオリジナリティをと
考えてその参考のために購入した「カクテル作りのための」参考本です。項目は多岐にわたり、
また、ぱらぱらめくっているだけでも「へ~これって○○語だったんだ」となかなか楽しい本です。
最近改訂版も出たようで見出しは8000語に増えています。
最新ネーミングのための8か国語辞典 ちょっとお高い本ですが、
現役バーテンダーにはお勧めします。
 
リンク集(翻訳・辞書) 49ヶ国語の相互翻訳可能(未対応言語あり)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

稲田春夫 グラス万華鏡 [酒資料本 和書・雑誌他]

グラス万華鏡―銀座バーテンダーからの贈り物

グラス万華鏡―銀座バーテンダーからの贈り物

  • 作者: 稲田 春夫
  • 出版社/メーカー: ハリオ研究所
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

 

 

日本にも名店と呼ばれるバーは多数あるが東京銀座、三笠会館5517(ここいーな)も
紛う事なき名店かつ老舗である。そこでチーフバーテンダーを勤める
稲田氏手ずから成るバーテンダー人生の歴史。
先ごろ紹介した「日本マティーニ伝説―トップ・バーテンダー今井清の技 」は
ルポルタージュであったがこの本は自ら経験した事柄を人柄がにじみ出る様な
丁寧な口調で語り綴られる。
9ページから37ページに至る第一章、「5517のマニュアル/氷の使い方が基本/
五感でシェイクする/道具を上手に使う/バーテンダーにはセンスが必要だ/バーテンダーの心得/
カクテルは高い物じゃない」これだけでも現在バーテンダーを職業としている者は必読である。
通り一遍の誰もが口にするようなお説教ではない本物の言葉。奥の深い真実がある。
5517のオリジナルカクテルのレシピも幾つか写真入りで紹介されていて、
買って損は無いとお勧め出来る。

三笠会館 BAR5517
美酒・美味達人伝 稲田春夫インタビュ


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

天野秀二 他 フルーツカットと盛り合わせのテクニック [酒資料本 和書・雑誌他]

フルーツ・カットと盛合せのテクニック

フルーツ・カットと盛合せのテクニック

  • 作者: 天野 秀二, 丹羽 秀子, 臼井 直子, 平野 泰三
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 単行本
 
フルーツカッティングの本二冊目の紹介。
もう一冊のほうより扱っているフルーツの種類が多く、
前回紹介本を初級と書きましたが、その次にちょうどいい本。
内容はカッティングのほか、産地、流通、旬、個々のフルーツの
薀蓄的知識などテキストも多彩。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

平野泰三 フルーツを楽しむ カッティングとデザート [酒資料本 和書・雑誌他]

フルーツを楽しむカッティングとデザート

  • 作者: 平野 泰三
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 単行本
私は過去、バーテンダーを仕事としてきましたので仕事をする上で必要な資料は
レシピ本だけではなく、参考とする本も色々ありました。これもそんな本の一つ。
基本としてはバーテンダーはフルーツカッティングは出来て当たり前、仕事の一部なのです。
カクテルコンペにも競技内容にフルーツカッティングを含む物があります。
調理師の経験(パティシエみたいなこともした)もありますので私はそんなに苦労したことは
ありませんが、一緒に働いた人間には「センスねえなぁw」という人のほうが
圧倒的に多かったですね。実際の話。
巷のバーテンダーにはペティも満足に扱えずに仕事すんなと言っておきましょう。
さて、本の内容は、ポピュラーなフルーツの皮のむき方、飾り切りの仕方、盛り合わせ方と
デザートの作り方、ジュースの取り方などが書かれています。入門書といったところ。

著者のお店はこち
 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

枝川公一 日本マティーニ伝説 [酒資料本 和書・雑誌他]

日本マティーニ伝説―トップ・バーテンダー今井清の技

日本マティーニ伝説―トップ・バーテンダー今井清の技

  • 作者: 枝川 公一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

 

 

故 今井清氏のバーテンダー人生を詳細な取材によって浮き彫りにする。
ミスター・マティーニと呼ばれるに至るまでの数々のエピソードは
バーテンダーならお手本にするべき。文面からは古き良き昭和の匂いと、
伝説といわれるまでの技術を磨き続けた職人の信念を感じることが出来る。
現役バーテンダーは全員読むべし。そして何も感じることが出来ないなら
他の仕事を探したほうがいい。

パレスホテル・ロイヤルバー 今井氏が創立から関与、バーの設計をした


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

タイ・ウェンゼル 酒場の奇人たち [酒資料本 和書・雑誌他]

酒場の奇人たち―女性バーテンダー奮闘記

酒場の奇人たち―女性バーテンダー奮闘記

  • 作者: タイ ウェンゼル
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫
マンハッタンのバーで11年バーテンドレスとして働いてきた著者の生々しい経験談。
リアルかつ、下手なハウツー本より中身は濃い。コヨーテアグリーやカクテルといった
映画さながらというか、むしろ映画よりずっとドラマがある。米国のバーってほんとに
こんなんなんだなぁって感じです。
 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:
前の10件 | 次の10件 酒資料本 和書・雑誌他 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。