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古田土雅行 カクテルカラーセレクション ハンドブック [レシピ本 和書]

カクテルカラーセレクション ハンドブック―魅惑の100色

カクテルカラーセレクション ハンドブック―魅惑の100色

  • 作者: 古田土 雅行
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
全100種、レッド、パープル、ピンク、オレンジ、ブラウン、イエロー、グリーン、ブルー、
ホワイト、透明とブラック、の10カテゴリで紹介。テイストをDry~Sweetまで5段階で表記、
度数を3段階、タイプをShort,Longの2種で表示。いかんせん掲載数が少なすぎる。
ページ構成も見辛い。写真を大きく取ろうとするあまりに、テキストの改行がめちゃくちゃで、
ものすごくストレスがたまる。古田土氏のオリジナルが幾つか掲載されているが、
それに興味の無い人には全くお勧めできない。
コンペでは優秀な成績を収めているし、NBAでの地位も確たるものがある氏が
この本以外レシピ本を出版して居ないという事はこの本がいかに不人気であったかを
物語っているのではないだろうか。
着眼点は良かったが商業的にも、内容的にも失敗だ。
現在は稲氏が同様の本を出しているのでレシピ本コレクター以外はこの本を
入手する必要は無い。

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永岡正光 他 マイ・スタンダード・カクテル [レシピ本 和書]

マイ・スタンダード・カクテル―ベースの酒の生かし方

マイ・スタンダード・カクテル―ベースの酒の生かし方

  • 作者: 田中 利明, 内田 行洋, 永岡 正光
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
 
田中利明氏、内田行洋氏、永岡正光氏の3人がオリジナルも含め
各々40程度のカクテルレシピをなぜそういう手段(作り方、選んだ酒)をとったか
という自身のこだわりと共に紹介。
重要なカクテル(マティーニ、ダイキリ、サイドカー等)は3人がそれぞれ独自の解釈で作り、
その違いを見比べられるようになっている。素人にとってはどうでもいいことだろうが、
プロにはとてもためになる内容。プロならばレシピ内容を検証し独自の解釈で
カクテルを製作するということは「常に当然のことのように」行っているはずではあるが、
若いバーテンダー(まだカウンターの中に入れない人)などにはかなり勉強になるだろう。
啓蒙されるのではないだろうか。
良きバーテンダーを生む為の重要な書籍。完全にプロ向けと思う。

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ピーター ドレーリ サヴォイ・カクテルブック [レシピ本 邦訳・その他]

サヴォイ・カクテルブック The Savoy Cocktail Book

サヴォイ・カクテルブック The Savoy Cocktail Book

  • 作者: ピーター ドレーリ, サヴォイホテル
  • 出版社/メーカー: パーソナルメディア
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本
 
帯には「カクテルブックの原典・バーテンダーのバイブル・時代を超えて愛されてきた
名門ホテルのレシピ877種」とある。まさに聖書といえるその内容は、
世界中のバーで参考にされてきた国際標準レシピといってもいいほどだ。
1930年初版以来定期的に改訂版が出版されているが本書は1930年版のテキストを復刻し、
それに現ヘッドバーテンダーのドレーリ氏のオリジナルを幾つか加えた内容となっている。
スタンダードというよりは「クラシックカクテル」である。
本の三分の一はレシピ以外のワインに関するテキストで、資料的には古いので
その点では現在の状況には合わないところもあるかもしれないが、酒の性質上
普遍的な部分も多々あるし、参考文献としては申し分ないだろう。
なによりバーテンダーとして理屈ぬきで「持っていないことが恥ずかしい」
そういう本ではないだろうか。

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福西英三 カクテルズ [レシピ本 和書]

カクテルズ
  • 作者: 福西 英三
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 1994/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
前半カラーページ半分、後半単色ページ半分、カラーページ部分は1ページ1レシピ、
写真を用いレシピと300文字程度の解説と当該カクテルのバリエーション
(例えばゴッドファーザーならゴッドマザーとフレンチコネクションといった感じで)紹介。
単色ページは見開きで右ページにカクテルのイラストとレシピ、
左ページに800文字程度の解説。
後はカクテル用語解説が五十音順で資料となっているが、これが面白い。
一番最初は「あっ」でその解説は「バーテンダーがレシピを間違えたときに、
思わず喉から洩らす良心の叫び」となっている。
レシピ部分に特に珍しいカクテルが掲載されているわけではないので、無理に入手する
必要も無いが解説の情報量は十分で、読むには面白い本。
どちらかというとレシピ本というよりは薀蓄本といった所か。

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なしき ひろし バーテンダーズ・ポケット・バイブル [レシピ本 和書]

バーテンダーズ・ポケット・バイブル

  • 作者: なしき ひろし
  • 出版社/メーカー: 飛鳥出版
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫
 
自称「酒学士」w
内容は他の本からの丸パクリ。とくにムックのカクテルカタログ(現カクテルメニューシリーズ)
からの引用が目立ち3000種のカクテルを掲載している割にはレシピの参考文献は19冊と
少なく感じる。カテゴリは各種基種別の他、コンペ優勝作、オリジナルカクテル
(なしき氏以外も多数。例えば上田和男、木原均など纏めて掲載)、シャンパン使用カクテル、
お勧めカクテル等とフィズやパンチなどのタイプ別で別けてある。
結果当然のことながら同じカクテルのレシピがあっちにもこっちにもという状況。
実践的に使えるよう、本のサイズはコンパクトで狭い紙面に掲載数を多くしようと独自の略号
(CG=カクテルグラス・LP=レモンピールといった具合)を使用しレシピ以外の
無駄な情報を極力排除したその手法は評価できるが、紙質が悪く耐久度が高いとは思えない。
スペース的に考えるとアルコール度数と辛甘の表示くらいは出来たはずで
その辺で他の本からの丸写しではない独自性を出すべきであったのではないだろうか。
巻末にモルトのテイスティングノートも記載されているがこれもマイケルの本からの丸写し。
正直読んでると気持ちが萎える。装丁と内容はプロ向けを意識しているようだが、
果たしてプロがこの本を必要とするかは甚だ疑問。
ここにパクられているような本は大体持っているはずだからである。
コンパクトに纏まっていてその点で利便性があるようにも思えるが、先に述べたように
紙質が悪く耐久性が無いので頻繁な使用に耐えないだろう。
かといってアマチュア向けではないことは独自の略号を使っていることで明らかである。
なんとも中途半端で完成度の低い本。著者のなしき氏も他の本の後書きで
「バーテンダーはアル中になるまで飲め。下戸のやつはバーテンダーを辞めろ」などと
当然のようにのたまう人物である。こういうことを平然と言ってのける人物が
バーテンダーとしてまともといえるのかとは思わないだろうか。
アル中になっているバーテンダーがきちんとした仕事を出来るのかと客や
店のスタッフが考えないはずは無く、そういう事に気が付かない人間が何か出来るはずもない。
本にもそういうところが現れているのではと感じずにはいられない。お粗末な話である。
購入は自己判断で。私はお勧めしない。

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福西英三 福西英三の超カクテル講座 [酒資料本 和書・雑誌他]

日曜日の遊び方―福西英三の超カクテル講座 シェーカーいらずの痛快レシピ

  • 作者: 福西 英三
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
本のタイトルはお手軽感を醸し出しているが、なかなかどうして硬派な内容で読み応えがある。
全編テキストで写真無し、たくさんの表を用いてカクテル作りのマトリクスを詳細に
丁寧に解説している。痛快レシピというタイトルの割にはレシピ自体の記載は極めて少ないが、
かなりの知識量でその内容自体、他の技術解説系(バーテンダーズマニュアル他)等では
決してお目にかかれないようなアプローチ。
流石サントリーのスクールで24年間も専任講師を務めただけのことはある。
その集大成といえよう。
アマチュアから高レベルのプロまで、読めば必ず得る所があるであろう名著。
読まないのはもったいない。

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北村聡 カクテル for 2 [レシピ本 和書]

カクテル for 2―初めてでもおいしくできる最新流行118レシピ

カクテル for 2―初めてでもおいしくできる最新流行118レシピ

  • 作者: 北村 聡
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
様々なカクテルコンペで優秀な成績を収めている「BAR洋酒博物館」の北村氏のオリジナルと
スタンダードで構成され、全118種のカクテルのうち半分以上がオリジナルとなっている。
あとは技術解説とカクテルに合うカンタンおつまみ4品のレシピが紹介され、
カクテルは大き目の写真とレシピのほか、アルコールの強さを5段階で表示し、
テイストも一つづつ「甘苦い」「酸味のあるぴりっとした辛口」などと
詳細な説明がなされている。

お店のHPは無いがお店の紹介はここ
ぐるなびにクーポンがあるのでどうぞ。

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iBeat [購入予定]

 ipod用のヘッドフォン。コード部分が光るようになっていて、リズムによって明滅する。
難点はバッテリーが別(ipodからは取れない)で、しかも馬鹿でかい。
日本で輸入販売している所が現時点で無いので、購入費用が倍くらい
かかってしまうということ。$29ならどっかが輸入代理店やってくれれば
¥5000位で買えそうなんだけど。しばらく待ってみることにしよう。

販売サイト(英語)


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福西英三 リキュールブック [酒資料本 和書・雑誌他]

リキュールブック

リキュールブック

  • 作者: 福西 英三
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
現在はバーテンダーとしては一線を退いているが、日本の近代洋酒文化に関しては
重要な位置を占める福西英三氏の良書。各種リキュールを写真を添えて細かく解説し、
そのリキュールを使用したカクテルのレシピと、モノによっては料理やデザートのレシピを
紹介してある。後半のテキスト部分は「リキュールの定義、語源、歴史、
日本におけるリキュール史、リキュールの原料、製法、リキュールとケーキ、
リキュール小事典、リキュールに使う主要ハーブ、スパイス類、リキュールと文学」と、
その内容は多岐に渡り、詳細で大変勉強になる。
プロならば絶対に所持すべきマストアイテム。

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滝井康勝 366日 誕生花の本 [酒資料本 和書・雑誌他]

366日 誕生花の本

  • 作者: 滝井 康勝
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
366日の誕生日の象徴としての花を1ページに1日(1つの花)づつ紹介。
その日生まれの有名人、花言葉、花の科と原産地域、その花にまつわる伝説、神話、薀蓄、
花占いを解説し各花のイラストもある。花の名称と花言葉は英語表記も併記。
この本もやはりオリジナルカクテルや誕生日カクテルなどの創作の為の参考にと購入した。
この手は各分野1冊あれば十分なのでこの本に限らず書店で気に入った物を選ぶといい。
この本を私が選んだ理由は、参考文献として洋書を数多く採用していることと、
著者の20年間の研究成果であるという点が気に入って購入した。

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